本当の姿

本日は私が思っていること、

感じていることを素直に書きます。

まずはクラブのFace bookに本日掲載した内容を以下に添付します。

 

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6年生には1年間、
自分達で練習を始めるように言い続けてきました。
誰が準備するとか、
誰が音頭をとるとか、
も何も決めずにとにかく練習開始時間に必ず決まった練習メニューを始めようとだけ伝えていました。
そして今日のトレーニング、
卒業を間近に控えても準備の輪にすら加われない(加わろうとしない)選手、
常に先頭で準備をしてはやく練習を始めようとする選手。
差がはっきり分かれていました。

常に先頭で準備をする選手は、
このあとのトレーニングに対するモチベーションも高く成長しようと自分自身で自分を高めていました。
オフザピッチは必ずオンザピッチに比例する、
オフザピッチで本物にならなければ、
オンザピッチでの本物にはなれません。

そして結局は環境や人ではなく、
【自分自身】だということです。

子供達の本当の姿を見抜けているか、
私達指導者も保護者の方々も注意深く見なければならないと思います。

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(前提として準備片付けをすることだけがえらいことではありません。)

 

同じ内容を同じように毎回練習時に伝えてきました。

実際コーンなどの練習用具を持ってくる当番は毎回順番制にしていました。

ただ誰が準備するのか、誰が率先して始めるのかなどは一切指示をしないで1年間見てきました。

そして基礎練習の内容も2017年度の初めに内容とポイントを伝えただけで、

(たまに口出しはしましたが)自分達が思うように考えたようにやらせてきたつもりです。

個人差はあるのは当然だし成長スピードも差があることももちろんわかっています。

なのにあれだけ差がつくこの現状です。

コーチが言ってみんなやらせるようにすればいいという意見もあると思います。

ただそれでは「本物」にはなれないと考えています。

実際私たち大人が「本物」だと見えていても、

見えているようで見えていないことがグラウンド内や知らないところで起きていることもあります。

(当然コーチの前だからしっかりするとか、やるとかもあると思います)

ただ本当に純粋に

上手くなりたかったり、

勝ちたかったり、

自分自身のことをしっかり見つめている選手の姿に絶対に偽りはありません。

・他の子の落ち目ばかり見ている。

・上手くいかないことを環境(人)のせいにする。

などなど、

子供の成長を妨げる要因はたくさんグラウンドや普段の世の中に転がっています。

私たちクラブがレフリーや相手チームに対してクレームを言わないようにしている理由もそこにあります。

そして私たち指導者や大人が、

・頑張っている選手がバカを見ない環境づくり

・選手が逃げ道ばかり探してしまうような環境を作らない(たまには発散させてあげる場面も必要だとは思いますが)

・仲間を大事にしてともにチームで目標に向かって努力すること(達成すること)の素晴らしさを伝えていける環境

など

子供達の成長に繋がっていく環境づくりをポジティブにしていくことが大事だと思います。

 

まだまだ彼らもこれがゴールではありません。

むしろスタートです。

今が変わるタイミング、

今が自分自身を見直すタイミングです。

私たちも微力ではありますが、

TSAの発展と選手たちの成長を考えて努力していきます。

ご意見等がありましたら是非鈴木までご連絡ください。

色々のコミュニケーションがあってこそよりよくしていけると思います。

よろしくお願い致します。

 

 

鈴木