7/7、4年生が御前崎ネクスタフィールドで開催されたU-10ネクスタカップに招待いただき、参加させていただきました。
試合の方は、とにかく失点が多い事と、試合序盤の失点が多い事によって追いかける展開がほとんどだった事が反省点です。
いつでも追いかける展開は厳しいものです。まだ自分達でボールを持って支配できるチームではないので、耐える時間が多いですが失点は減らしていかなければなりません。
まずは目の前の相手に対して簡単に抜かれないように、1対1の強さは今後も継続して求めていきます。そこで戦えない選手は、どのポジションでも相手に競り負けます。
ボールを奪って自分達のボールにするところまでを一つの流れとして徹底させます。
しんきんカップ予選まで1ヶ月を切りましたが、改善しなければならない課題は山積みです。出来る事を増やしていきます。
それよりも今回気になったのは、ピッチ外での行動。
普段練習を見ている4,5年生には常に言っている事ですが、チームで行動できない選手が多すぎる。
ピッチ外で自分の事しか考えていない選手は、ピッチ内でもプレーに出ます。味方のせいにして自分は悪くないという思考になってしまい、チームにとってプラスにはなりません。最終的な判断に強引さも必要ですが、チームの規律があってこそだと思います。
「味方から信頼されていない選手は大事な場面でボールは来ないよ」と選手には言っています。まずはチームの為に出来る事をやってから自分の強引さも要求したいです。
私はそういうところも含めたメンバー選考をしているつもりです。選手には上手さだけでなく、チームへの貢献度も大事だと伝えています。ピッチ内外で共通する部分があるという事も理解させ、日々の取り組み改善に努めます。
また、今回は試合日程があらかじめ決定していた為、チームで時計と日程表を持たせて試合以外の行動も任せる事にしました。
今回に関しては、試合の準備ができていないことが悪い方に出てしまいました。
試合序盤での失点も、試合の準備が出来ていたら防げる可能性があった失点が多かったです。
4年生くらいになったら試合時間から逆算して行動する事も求めたいと思っています。
自分だけ出来る事が良いわけでなく、チーム全員で試合に向けた準備をする事に意味があると思っています。
ただ試合をこなしていくだけでなく、試合で何ができて何ができなかったのか、その為の準備はできていたのか、まぐれで終わっていないか、その過程も大事にしていきたいです。
できてもできなくても、それには必ず理由があると思います。準備したから出来たのか、自分に出来る事をやって試してみたけどダメだったのか。
今回はピッチ外での改善点が目立ちました。4年生までに学べた事をプラスに捉えてこれから行動してほしいと思います。
最高のピッチでプレーできる機会を頂いた、主催のエクセルシオールさん、対戦していただいたチームの皆さん、ありがとうございました。
子供達はこのピッチでプレーできた事だけで満足せず、いつもと同じように出てくる課題を克服できるように日々の練習に取り組むだけです。
保護者の皆様も遠いところまでありがとうございました。
熱中症に気を付けながらこの夏もみんなで乗り切りたいと思っていますので、今後ともご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。
萩原