久しぶりの更新になってしまいました。
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨年末ですが、毎年恒例となっているU-11PENALTYカップについて振り返ろうと思います。
今回は12/28~30に行われたPENALTYカップ。
年末にも関わらず、たくさんのチームにご参加いただきました。
本当にありがとうございました。
どのチームも各県大会に出場するような強豪チームで、私たちにとって年明けのしずぎん予選に向けた最高の相手ばかりでした。
今回対戦した相手は磐田第一、原FC、相東ユナイテッドA、静岡中田、ジョガドール静岡、レイマールFC。
正直言ってどのチームも自分達より格上でした。
でもそんなことは想定内。試合が始まれば関係ありません。
今年はプレミアリーグを経験しているので、ボールを支配して主導権を握ってくるチームに対する免疫力みたいなものは自然とついてきていると感じていました。
ただ、プレミアでも負けるときはいつも早い時間での失点が原因の一つだと思っていたので、いつも言っていますが試合の入り方と前線からの守備を徹底させて、とにかく失点数を減らすことを伝えて試合に臨みました。
試合のほとんどが開始5分以内に失点。
失点してもスコアをひっくり返せる自信があればまだしも、失点したら苦しくなるということを、私以上にやっている自分達が一番よく分かっているはず。
何がなんでも失点しないという気持ちが入った守備は残念ながらほとんど見られませんでした。
スライディングしてシュートを防ぐ、インターセプトを狙って相手にボールを触らせない、前を向かせないようにしつこくボールを取りに行く、、。技術や能力だけじゃなくて、ボールに食らいついていく意識が低い。
守備に対する考え方は、私のこだわりの一つであり、どの学年にも共通して伝えていこうと意識していること。
守備というと、どうしても受け身の認識になってしまいがちですが、それでは限界があると感じてしまいます。
5年生は特に、自分たちから仕掛ける積極的な守備をベースに守→攻のスピードを速くして相手が準備する前に得点を奪うのが理想とする形だと思っています。
前線でボールを奪えばゴールのチャンスが広がることが一番のメリット。相手のミスを誘ってゴールを奪う事ができれば相手も追い込まれるし自分達も多少の余裕が生まれます。
どんな試合でも守備ができない選手は使えません。
戦術的な守備も求めていきますが、まずは目の前の相手に負けない、絶対抜かれないという強い気持ちが全く感じない。
抜かれてもしょうがない、失点してもしょうがないという気持ちがどこかであるからやられる。
最初から負ける、抜かれる前提で挑めば絶対に勝てない。
試合に勝ちたい、絶対に負けたくない、その気持ちが大切です。
サッカーは技術だけあっても絶対に勝てない。
技術以外に大切なことは山ほどある。
そこまで求めてやっていきたいと思います。
萩原